|
=========================
デイリープロスピア第7号
=========================
今日の紙面
・プロスピア連邦解体宣言される
・セレーニア連邦成立、グダニスク・アロン加盟
・キルトニスク経済共同体発足、Va使用は継続
・ジャスバル政府、民主主義とやらを唱える
・QEC成立を好感、市況は好調
=========================
・プロスピア連邦解体宣言される
過去2500ターン以上に渡って世界最大の連邦と
して現箱のスタビライザー役を果たしてきた
プロスピア連邦は先日、グダニスクとアロンの
離脱によりあっけない幕切れを迎える事となった。
プロスピア連邦残留4カ国のうち主要2カ国が
連邦解体の意思を示し、ユクドレシオは事前に
セレーニア合流の意思を水面下で伝えていた事
からグダニスク代表らもプロスピア解体は不可避
と判断し連邦解体案は賛成多数により評議会を
通過することとなった。
連邦内では水夏共和国脱退の頃から能率の悪さ
が際立つようになっており、今回の瓦解は起こ
るべくして起こったとの見方が専門家の間では
一般的であるようだ。
ハミルトン大学社会科学部ケビン教授「今回の
連邦崩壊はいずれ起こると多くの学者が予測して
いたことだ。連邦評議会の怠慢を見れば誰にでも
すぐ分かることだが。幾度かの制度改革で我々の
予測よりも長持ちした事の方が特筆すべき事だね。」
=========================
・セレーニア連邦成立、グダニスク・アロン加盟
プロスピア連邦離脱を宣言したグダニスク連邦と
アロン共和国はセレーニア連邦の結成を宣言し
連邦憲法の発布を行った。
連邦臨時大統領にはグダニスク大統領が当面就任
する事になっているが、現時点で大統領選挙への
立候補を何人かが表明しておりプロスピアと違い
連邦市民により直接選挙される大統領選挙の実行
に向けた準備は着々と進んでいるといえよう。
また連邦議会選挙なども同時に行われる見込みで
それにあわせて連邦首都に決定したフェスシティ
ではオフィスの改装工事や議事堂建設工事などが
急ピッチで進められている。
国内では連邦成立を祝う式典が挙行され、首都
ポートグダニスクやフェスシティでは青い新連邦旗
で道路が埋め尽くされる中ルールセレーニアの
演奏が大々的に行われた。
グダニスク大統領とアロン大統領が参加したフェスの
式典の中で両大統領は連邦の繁栄に向けて団結し
取り組むことや両国の友情、更に世界における
自由と民主主義の増進に取り組むことを宣言した。
=========================
・キルトニスク経済共同体発足、Va使用は継続
セレーニア連邦を中心として数カ国がVa使用や
友好関係の確認、統一経済圏構築を目指して
キルトニスク経済共同体の発足を宣言した。
バローレの発行は従来どおり共同体が委託する
民間企業や印刷局が行い、供給量は経済共同体
事務局が管理する事になると思われる。
旧プロスピア圏を越えた経済共同体の発足は
画期的な出来事であり、自由経済圏拡大への
大いなる一歩といえるだろう。
=========================
・ジャスバル政府、民主主義とやらを唱える
ジャスバル代表のクリークは11月20日、同国の
議事堂で演説しマクロネシア王国の民主化と
自由化の推進を訴えたと同国民間紙の稲穂新聞
は伝えた。
グダニスク政府内ではこの演説についてたちの
悪いジャスバルジョークと捉える動きが強く
大統領は定例演説の場で11月20日は冗談を言う
日ではなかったはずだと首席補佐官に確認し
連邦議会は笑いに包まれた。
アダムス大学政治経済学部クラエス教授「彼の
唱える民主主義とやらには、複数政党制や言論
の自由は含まれないのだろう。自らユーク傀儡
を目指したくらいだ、そろそろジャスバルも
中央党独裁国家に代わるんじゃないのかね。」
=========================
・QEC成立を好感、市況は好調
バール証券市場はプロスピア連邦解体により
広範な統一経済圏が失われる事から市況の
悪化が懸念されていたがキルトニスク経済共同体
発足により広範な統一経済圏が維持されることが
担保された上にプロスピア時代よりも広範な
国家が加盟したことから市場の拡大を歓迎する
動きが広まり市況は堅調に推移した。
またコンティス関連株も復興の着実な進展に
伴って市場を下支えしたため総合株価指数は
前日比+5%という大幅な上昇を記録した。
=========================
|
|