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コンティス王国新聞 昇陽 第36号
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【もくじ】
<国内経済>キルトニスク経済共同体加盟 Va流通へ
<国内社会>相次ぐ災害 完全復興はまだ先か
<国内社会>キルキス宰相 激務で体調崩し一時入院
<海外同盟>セレーニア連邦成立 同時にPF解体
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<国内経済>キルトニスク経済共同体加盟 Va流通へ
広範な統一経済をもたらす経済的利益を保持・増進するなどの目的のため、このたび、キルトニスク経済共同体(以下QEC)が発足、我が王国は発足と同時に加盟表明を行った。
これは、以前よりPFで使用されていた通貨・Vaを加盟国内で使用するなど、経済的に円滑なやり取りを行うものである。
わが国のほかには、セレーニア連邦加盟国や旧PF加盟国、トランシルバニアなどが加盟している。
これまでは各国間の貿易では関税が課せられ、自由な貿易が行いづらかったが、QEC内では関税が課せられないため、より活発な経済的交流が行われると思われる。
モーガン財務相:「高度な経済社会の成立に向けた大きな一歩」
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<国内社会>相次ぐ災害 完全復興はまだ先か
国内全土における大規模な水没、シヴィル区(農業区)における地盤沈下、ヘレスポント特別自治区北部の地盤隆起など、大規模な災害が多発しており、そのたびに完全復興は立ち遅れている。
食糧生産が不安定だった時期もあり、その際はグダニスクに支援してもらったほどで、かつての大国としての面影は今現在薄れつつある。
このことを踏まえ、キルキス宰相は「食糧生産の安定化」「王都遷都」などの将来的計画を発表した。
特に王都遷都は、食糧生産の安定化が済み次第早急に行う予定で、政府としても力を入れている。
土地造成によって作られたコンスタン区とレプティス区の間にあるダーダネルス海峡を中央で分断し、王都をそこへ遷都する。
これにより、コンスタン区に集中しがちだった発展を解消し、レプティス区も同等に発展させる予定だ。
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<国内社会>キルキス宰相 激務で体調崩し一時入院
QECの加盟手続き(外務省等と共同)や災害復興など、国内外で大きな出来事が相次ぎ、
それらの殆どを陣頭に立って指揮していたキルキス宰相は、先日、議事堂内で倒れた。
その後はコンスタンティノープル総合大学医学部附属病院へと搬送され、精密検査が行われたが、単なる過労ということで一時入院、昨日無事退院した。
しかし、担当医からは「激務は避けること」と念を押されており、しばらくは引き続き副宰相に業務を委任する予定だ。
キルキス宰相:「適度な休暇と睡眠は必要だと身にしみて感じた」
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<海外同盟>セレーニア連邦成立 同時にPF解体
巨大中立同盟国家・PFが成立して長い時間がたつが、近頃は、その「同盟国家」としての動作が巨大ゆえに緩慢になってきており、今でこそ世界が沈静化しているからいいものの、激動の世界においてはまったく用を成さないもの(特に評議会)となってきていた。
また、水夏連邦がPFを脱退し、大きな柱が一本欠けたことにより、衰退に拍車がかかっていた。
そこで、このスランプを解消するために、グダニスク連邦とアロン共和国がPFを脱退、新たに「セレーニア連邦」という同盟国家を成立させた。
今までPFを支えてきたといっても過言ではない両国家が脱退したことにより、エクスルージュ王国は解体を提案、その後あっけなく解体された。
これにより、現箱成立時より続いてきたといってもよい平和機構・HTI系の血は絶え、新たな歴史的局面を迎えた。
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<<国内エンタメ>>
【書籍売り上げBest 3】
1位:「いわゆる永久戦犯」著/大林もと子
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王国新暦(太陰暦)509年5月2日発行
王国暦(太陽暦)61年1月3週1日発行
発行者:アドルフ・ボーケ
印刷:トラックナイト印刷局
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