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Y.B.C.NEWS 第47号
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2006年8月25日
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>今日の紙面<
>>Rpact発足 カーメネフ書記長が演説<<
>>ジャスバル外務相 シーニグラードを訪問<<
>>プロスピア解体へ<<
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>>Rpact発足 カーメネフ書記長が演説<<
リークホールド条約機構(以下Rpact)が発足した。
これにより共産圏で今まで形になったことのなかった相互防衛、
共闘体制が実現したということになる。
ユークトバニア連邦のカーメネフ書記長はRpactの調印が行わ
れたマウロ連邦共和国首都リークホールドで、調印式の壇上で
演説を行った。
カーメネフ書記長
『全世界の労働者農民達、勤労的知識人達よ!我々は今、団結
の時代を目の当たりにしている!全世界の革命的人民達は、以
後、資本主義、帝国主義侵略者の陰に脅えることはない。黄金
色の太陽のもと、我々は、我々が正しいと信じた道を踏みしめ
理想の社会を堂々と建設することができるのである。恐れるな!
立ち上がれ!我々は勝利する!』
Rpactの発足に、早速反応を示したのは、プロスピアから離脱
し、独自の軸を築こうと躍起な水夏連邦共和国であった。
マウロやジャスバルの政府に対する不信感をあらわにしている
が、ユーク外務省は「不信感を煽っているのは水夏政府自身」
との見解を示し、水夏連邦に対して遺憾の意を示した。
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>>ジャスバル外務相 シーニグラードを訪問<<
ジャスバルで、女性としては初めて外務大臣に就任したアリチ
ェ・ミレーヌ新外相が、ユークトバニア連邦首都シーニグラー
ドを二日間にわたって訪問した。
ミレーヌ外相は、到着後まもなくシーニグラードの迎賓会にて
カーメネフ書記長と簡単な会談を行い、この席でカーメネフ書
記長は、Rpact結成におけるジャスバル政府の努力を高く評価し
た。また、現在ジャスバルが推し進めているマクロネシアの解
放事業に対しても、関心をもって見守るとの立場を示した。
ミレーヌ外相は二日目にシーニグラード市内や大養殖帯を視察
し、ミレーヌ外相の強い希望によりミロン外相が養殖場の案内
を行った。
ミロン外相は後に行われた合同会見で以下のようにコメントした。
ミロン外相
「久しぶりに魚の話ができて嬉しかったよ。体の調子は良くな
かったが、養殖場の案内をしてほしいとの事だったので喜んで
引き受けたんだよ。ミレーヌ君は中々美人だし、これからも魚
に親しんでくれれば嬉しいね。私も魚が食べたいんだが、病院
では味気の無い七草粥の出来損ないみたいなものばかり出て来
るんだよ・・・これはなにかの陰謀なんじゃないのか」
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>>プロスピア解体へ<<
長きに渡って世界でも大きなえ影響力を誇ってきたプロスピア
連邦が、グダニスクとアロンの離脱をうけて、正式に解体が
決まった。
グダニスクとアロンはプロスピア時代に推し進められた国家
統合のプロセスをそのまま引き継ぎ、新たにセレーニア連邦
として国家統合を再始動させている。
他のプロスピア連邦所属国が今後どのように舵取りを行うのか
は不鮮明であり、解体決定に先立って離脱していた水夏連邦の
動向も注視される。
共産圏がまとまりだしたのに対して、資本主義陣営の脆さが浮
き彫りとなっている。
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製作-Yuktobanian Broadcasting Corporation
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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ヴェルーサ社会主義共和国に本社をもつ民間の報道機関です。
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