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【首相、野党の尋問に激怒「黙れッ」と発言し、解散を宣言】
昨日行われた通常国会で、激震が起こった。野党・國家社會主義ガルバディア労働者党のカザリナ幹事長が
「現在の首相は、恐れ多くも天皇陛下のお名前を借りた独裁者であります!」
と述べると、首相は激怒し、首相席から「黙れッ」と野次を飛ばし、その後の答弁で
「私の姿勢が間違っていると言うのならば、否かどうかを臣民に問う」
と突如議会の解散を宣言。これには与党議員も狼狽し、一時帝國衆議院は騒然となった。
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【首相、新エボン党を与党からはずす】
大政翼賛会と新エボン党は、長らく連立を保っていたが、今回の緊急解散に関し新エボン党が反発をしたため、首相は新エボン党との連立を解消すると発表した。
「内閣について来れぬ政党など必要ない」
首相の強硬路線は新エボン党や野党の猛反発に合っている。
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【2月5日、第23回帝國衆議院総選挙】
皇紀7年2月5日に第23回帝國衆議院総選挙の開催が決まった。
―帝國衆議院(定数300)(皇紀7年1月27日現在)―
《》内は選挙公示前の議席数
大政翼賛会220
國家社會主義ガルバディア労働者党31
新エボン党47
無所属2
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【ガルバディア同盟発足よりまもなく5年】
ガルバディア帝國聯邦の前身であるガルバディア同盟は、皇紀2年(2001)2月上旬の百日戦争最中に発足し、まもなく5年となる。同盟自体は帝國聯邦となって発展解消したが、大ガルバディアの礎を築くきっかけになったという事を記念して、来月に5周年記念パレードを行うことが決定された。
主催は神聖ガルバディア帝國政府。協賛はガルバディア帝國聯邦行政府。
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【帝國政府、ダルマスカに復興委員を派遣】
帝國政府は、災害からの復興が遅れている神聖ダルマスカ帝國の支援を行うため、復興委員を派遣した。復興委員の尽力もあり、早くもダルマスカ経済は上向きの様相を見せている。
「我々は加盟国への援助を少しも惜しまない(キッセル外相)」
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【ヴァストックで政変。クーデターの可能性も】
ヴァストック人民共和国で政変が起こっている。同国の政治団体が王政化を目指している模様。一連の事件に関し、ユークットヴァニアは武力行使も辞さない構え。
「君主国家が増えるのであれば喜ばしいことであるが、基本的に局外中立を保つべきであると考えている(キッセル外相)」
また帝國政府は一連の騒動に関し、「ヴァストックの不穏分子化はガルバディアによるものだ」とユ聯から抗議があったことを公表した。
尚、帝國政府は関与を否定している。
「もし、一万歩譲って関与があったとしても、ユ聯とてマウロに独立を促すなど内政干渉を行っている。他国を叩く前に自国を見るべきだ(ヴァジルール首相)」
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【ア共和国大統領、老齢を理由に辞任】
アロン共和国のエーリノア大統領が老齢を理由に辞任した。後継にはマリン・プァーレン氏が就任した。同国の更なる隆盛に期待が掛かる。
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□人製人語□
雪が舞い散る寒い中行われた昨日の通常国会は熱かった。与党の影に埋もれつつある野党が、存在感を示すために言った一言は、自らの首を絞めることになりそうだ。最近の世論調査では、國家社會主義ガルバディア労働者党の支持率が低下し続けている。大敗を喫した前回の選挙結果をどこまで巻き戻せるか。
桜の季節が近づく中、冬を迎えないよう野党は必死だ。
□社会□<帝國興信所調査・1/27現在>
書籍・雑誌売り上げ順位
1 「監獄の錬金術師」《秀英社》
2 「戦え!マウロンと!」《帝國児童出版》
3 「幸せの方程式 リント×マウロン=ガルディア」《帝國児童出版》
映画興行収入順位
1「新着メールはいつも無し」《西映》
2「KAYUI」《ヴェルリン映画》
3「レモンの入レモン」《西映》
□広告□
世界も認めた文化です <ヴェルリン映画>
活字の中にも笑いあり<秀英社>
あなたと、あなたの大切な人を守ります<帝國保険>
そうだ ダルマスカ 行こう<帝國旅行>
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皇紀七年 一月二十七日(金曜日)
無断転用禁止 著作權所有帝國新聞社(著作權認可、広報誌ノ部第6号)
帝國新聞現箱版第九十九号(郵便物許可第10号,治安維持局言論出版統制部通過560號)
皇紀元年(2000)10月創刊)
帝國新聞社現箱支社發行・印刷(帝國特殊法人)
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