新現代版箱庭諸国 会議掲示板
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【2464】Delarus Telegraphic Communication #1 デラルーシ共和国 08/1/16(水) 21:34 [未読]
【2476】Delarus Telegraphic Communication #2 デラルーシ共和国 08/2/1(金) 8:14 [未読]
【2502】Delarus Telegraphic Communication #3 デラルーシ共和国 08/7/28(月) 16:25 [未読]
【2590】Delarus Telegraphic Communication #4 デラルーシ共和国 08/10/14(火) 8:06 [未読]
【2743】Delarus Telegraphic Communication #5 デラルーシ共和国 08/11/25(火) 1:23 [未読]
【2758】Delarus Telegraphic Communication #6 デラルーシ共和国 08/12/5(金) 9:50 [未読]
【2792】Delarus Telegraphic Communication #7 デラルーシ 08/12/23(火) 23:27 [未読]
【2795】◆ ベルーサ社会主義共和国 建国宣言 ベルーサ社会主義共和国 08/12/26(金) 3:20 [未読]
【2801】◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」 ベルーサ社会主義共和国 09/1/4(日) 19:12 [未読]
【2807】◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」-2- ベルーサ社会主義共和国 09/1/12(月) 4:54 [未読]
【2814】◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」-3- ベルーサ社会主義共和国 09/1/22(木) 16:36 [未読]
【2821】◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」-4- ベルーサ社会主義共和国 09/1/25(日) 3:55 [未読]
【2830】◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」-5- ベルーサ社会主義共和国 09/2/1(日) 0:25 [未読]
【2847】★ Вперед:フピリョート ★ -6- ベルーサ社会主義共和国 09/2/21(土) 6:17 [未読]
【2859】★ Вперед:フピリョート ★ -7- ベルーサ社会主義共和国 09/6/1(月) 6:17 [未読]

【2464】Delarus Telegraphic Communication #1
 デラルーシ共和国  - 08/1/16(水) 21:34 -

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Delarus Telegraphic Communication #1
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◇創刊にあたって

DelarusTelegraphicCommunicationはデラルーシに本社を置く報道機関です。
デラルーシ建国以来、国内向けの報道に従事して参りましたが、国の発展に伴うグローバル路線に相応する国際報道の拡充方針により、この度海外向け配信を開始する運びとなりました。
我々DTCは、基本方針として国内よりも海外情勢報道に重点を置き、また多角的な視野をもって情報を提供していきたいと考えております。
今後、皆様にご愛好いただければ幸いです。

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【モルドール放棄と周辺情勢】

25日、バッカーニア王国に対し最後通牒を発し、力により屈服させようとしていたモルドール連合王国が、セレーニア連邦を中心とする多国籍軍のバッカーニア防衛の意思に屈することになったのか、突如として破棄された。
国の破棄による紛争の終結は、ある意味で最悪の幕切れであったといえるだろう。

この問題に直接ないし間接的に関連した諸外国は、モルドールの行動に憤りや不快感を表明しつつも、モルドールが消失したという事実そのものは歓迎すね意向を示している。

今回の事件では概ねがモルドールに非難を集中させた。
唯一新興国のデラルーシ共和国がバッカーニアの非を指摘していたが、これに関連付ける形でタヂカラオ国がデラルーシを非難する報道を行なうなど、別方面で新たな火種を生んでいる。
(2面に関連記事)

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【デラルーシ失業難民問題】

ジャスバル帝国からの開発融資金により急速に開発がすすむデラルーシ共和国だが、経済規模の拡大と反比例する形で失業率が慢性的に高い状態が続いていた。
これにより大量の失業難民が海外に流出していたが、これに対してタヂカラオ国が世界で始めて苦言を呈する報道を行なった。
現地の報道によれば、二度にわたる難民受け入れは、タヂカラオの人口比率を侵食するほどであるとしており、タヂカラオ国民からも動揺と不満の声があがっているようだ。
また、これを指摘するに当たって、バッカーニア危機時にデラルーシが示したバッカーニアの長期間にわたる貧困への指摘を取り上げ、自らを省みない発言という切り口を用いたこともあり、両国関係が不必要に悪い方向に刺激されたようだ。
この問題について、デラルーシの政府高官は以下のように語った。

「我が国の失業難民は外国の報道にあるような貧困や無計画開発によるものではなく、全て計画的なものであって、一時的に難民となった邦人に対する保障も長期計画に含まれているため最終的には引きあげるだろう。難民受け入れ先の国々も全て「快く」受け入れているわけだから、特に問題として取り上げることはないと思われる」

今後、両国の国民感情が悪化すれば無用な対立を生むことになる可能性もあり、慎重に事態を見守る必要があるだろう。
なお、デラルーシ政府は公式な見解をいまだ表明していないが、近いうちにタヂカラオ国に直接この問題に対する態度表明を行なう見通しだという。

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【クィンヘルム協定締結】

バッカーニアへ侵攻する態度を見せたモルドールに対して、攻撃する根拠を円滑に作るため締結されたポロニア自由連合協定が、事態の収束により破棄されて間もない9日、ヴァストークとバッカーニアの相互扶助、相互不可侵を定めたクィンヘルム協定なる新協定が国際に発表された。
DTCの調査によれば、この協定を望んだのはヴァストーク側である公算が高い。
また協定内容が不可侵を除いて具体的内容がないが、ヴァストーク・バッカーニア双方に目立った利益や、国際関係に及ぼす影響が皆無であることから、本協定を望んだヴァストーク側の真意に注目が集まりそうだ。
おそらくはヴァストーク側の冒険主義的な国際外交への進出欲によるアピールに、危機を脱したばかりのバッカーニアが利用された格好なのではないだろうか。

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(本文の転載等は引用先明記の上、自由にご利用ください)
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【2476】Delarus Telegraphic Communication #2
 デラルーシ共和国  - 08/2/1(金) 8:14 -

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Delarus Telegraphic Communication #2
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掲載記事一覧

・デ/タ間の外交摩擦深刻化
・ジャスバルが新たな途上国支援協定
・二つの新参加国が樹立

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【デ/タ間の外交摩擦深刻化】

タヂカラオ国の民間メディア「タヂカラオ通信」の報道に影響される形で、デラルーシ共和国はタヂカラオ国政府に対して、先の移民問題にかかるタヂカラオ国側の負担を含めた保障を申し出ていた。
これに対しタヂカラオ国政府は、22日に外務局を通じて国際の場(掲示板)で保障受け入れを辞する旨を表明したが、この中に記された内容や表現をめぐってデラルーシ側が反発。
これに相応してタヂカラオ国も正式に質問書を提示するなどし、数度に亘って互いの疑念に関する質問や主張の応酬が繰り広げられた。
その結果、現在までにデラルーシ側が移民問題そのものについての決着を宣言し、タヂカラオ側が議論の打ち切りを提案、以後の意見表明を打ち切ると発表したが、デラルーシ側がこれに難色を示しており、継続審議を求めている。
バッカーニア危機から派生した両国間の溝は、予想を遥かに上回って深刻化しており、今後の動向が注目される。

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【ジャスバルが新たな途上国支援協定】

27日、ジャスバル帝国がネオ・ヴァストーク国の要望に応えるかたちで、融資協定を結んだことが明らかになった。
融資額は60兆Luに上り、これらの資金はヴァストークのインフラ整備のほか、両国間における交流費にあてられるとされるている。
ジャスバル帝国は、先々月27日にも建国まもないデラルーシ共和国に経済開発資金を融資しており、その額は今回を上回る80兆Luであった。
また、今回の協定には、前回協定に明記されていた返済概要がなく、融資とはゆえ事実上の無償提供の可能性がある。
双方とも、途上国からの融資希望に応える形であるが、これらはジャスバル帝国の新たな国際戦略の一環であると取ることも出来る。
途上国に対して莫大な資金を一度に提供することに関して批判的な国も見られるため、融資先の国家の性格も加味した上で、ジャスバル政府がどのようなスタンスを持っているのか気になるところである。

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【二つの新参加国が樹立】

大商殷帝国、ロージナ共和国の二カ国が相次いで建国された。
国名から、帝政国と共和制国という半ば違う性格を有した国がそれぞれ建国されたのは、世界にとって喜ばしいことではある。
ロージナ共和国は今回が初建国ではなく、過去に共産主義国の一員として活躍した過去があるが、新たに樹立するに至って、どのような戦略をとるのか興味は尽きない。
一部の先進国の中には、ロージナ共和国がUFSを筆頭とした自由主義勢力に飲み込まれることを懸念する見方もあり、自由主義勢力及びこのような懸念を有する国々が、他の途上国も含めて、影響力拡大に動く可能性もある。

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【2502】Delarus Telegraphic Communication #3
 デラルーシ共和国  - 08/7/28(月) 16:25 -

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Delarus Telegraphic Communication #3
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・政府が新開発大綱を発表
・ジャスバルの共産化は沈黙の世界情勢を打破するか?

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【政府が新開発大綱を発表】

政府はひと段落した国土開発の新たな指針として、新開発大綱を発表した。
この開発大綱は、主に国防力に関して言及されているのが特徴。
デラルーシは建国以来、経済力の躍進に力をいれており、その結果比較的短期間のうちに、国際的に恥じない経済基盤を獲得し、国力として世界七番手につけている。
しかし、その経済力に比べ、国防力、すなわち軍事戦力は途上国と同等であると分析されている。
これは、デラルーシが元来軍事力を背景としての外交展開の必要性を認めなかったことや、建国以後、唯一国際的対立の様相を呈したタヂカラオ国との摩擦においても、軍事的脅威を感じず、またデラルーシにしても、軍事的解決を選択肢にいれなかったことに所以していると言えよう。
そんな中、新たに発表された開発案では、軍事の増強に主眼が置かれ、具体的には、数値上における打撃力で国力ランク前後の国と同等化し、均衡を図るとしている。
国力ランク前後の国と同等化とは、すなわちベルカ及びリードホルムと同等の戦力保有を目指すということであり、そうなれば80基前後のミサイル整備が実施されるということになろう。
50基以上を増強するともなれば、経済開発の停滞はもとより、軍設備に割く領土面積の増大が予想され、現在停滞気味の経済発展に更なる悪影響があるのではと懸念される。
また、ここにきて軍事を増強することにより、国際的不信感を抱かす要因にもなりえ、評議会では慎重な意見も出たようだ。
政府は、軍備の増強によって我が国が諸外国に脅威を与えるようなことはありえないとしており、増強はあくまで経済力に見合う防衛力の整備であるとの見解を示している。

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【ジャスバルの共産化は沈黙の世界情勢を打破するか?】

近年、世界情勢は停滞の一途をたどっており、国数も減る一方である。
そんな中で行なわれたジャスバルの共産化に伴う再建国は、世界にどういった影響を与えるのか注目される。
新生ジャスバルの指導政党である共産党は、自身を唯一の共産勢力であると内外に宣伝しているが、それに見合う国際展開は未だ見られず、また経済発展も長期にわたり停滞している。
また、旧ジャスバルから借款をうけていたデラルーシは、ジャスバルに資金の返還を打診するも断られ、つい最近には借款分を海外資産に変換し、凍結権をも保有することを宣言し、ジャスバルに揺さぶりをかけたが、これに対する返答もみられない。
ジャスバルの共産運動は、一抹の冒険主義が生み出した砂上のものだったのか、停滞する今日の世界を鑑みれば、残念な動きであると言わざるを得ないだろう。

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【2590】Delarus Telegraphic Communication #4
 デラルーシ共和国  - 08/10/14(火) 8:06 -

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Delarus Telegraphic Communication #4
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・体制に対する不信感が露に
・タヂカラオ国で急速な軍備強化

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【体制に対する不信感が露に】

近年、デラルーシにおいて学生運動が盛んに見られるようになった
デラルーシの主たる学生達は、自国が急速な経済発展を遂げたことに誇りを持つ一方で、デラルーシの現体制が近代国家としての体裁を成していないことに不満を隠していない。
デラルーシは、もともと世界の創世以来、長きに渡って未開の地であり(*建国が最近であったということ)その国家機構は、議会制でありながらも、その内情は旧来の酋長制度を色濃く反映したものである。
経済発展と海外情報流入、それにともなう思想の多様化により、このような国家体制に不満や圧迫感を覚える人民が急増し、それが特に若い学生層で盛り上がりを見せている。
全国の大学生による組織である全国学生同盟(全学同)は、この流れを受けて、学生間の意見交換にとどまらず、今後国内の主要都市で討論会や講習会、アピール行事などを開催、支援していくとしている。
このような動きに対し、批判をうける立場にあるデラルーシ政府及び評議会は「学生らに祖国観を押し付けるようなことはしない」としながらも「反国家的運動は犯罪であり、デラルーシ国民の最大の任務は、祖国である共和国の発展に寄与することであることを忘れてはならない」と、国内向けの代表人声明で釘を刺した。
既に、全学同が主催する首都オクチャブルスクでのデモ行事の開催に対し、当局が行事予定地であった野外ホールの貸し出しを拒否するなどの問題が発生している。
今後、体制を巡る国内での議論の過熱が、どういった結果になるのか注目されている。

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【タヂカラオ国で急速な軍備強化】

タヂカラオの軍隊が、最近になって国内でのミサイル演習を活発化させている。
タヂカラオは、経済力と比較して、軍事関連が突出している状況にある。
過去の難民問題でタヂカラオと関係が良くないと見られるデラルーシや、マグザムの海外向け報道でも一面で取り上げられるなど国際的関心事となりつつあるようだ。
このタヂカラオの急速な軍備強化に対して、デラルーシの政府高官は、非公式の発言として「我が国としては深刻な脅威として受け止めるに足る事象である」としている。
また、意図的な都市攻撃によるミサイル演習は人道的に許される行為なのかという議論もある。
過去に、ミサイル演習を制限する国際条約が存在したという記録もある。
偶然なのか、タヂカラオの国家コメントも空白となっており、その不自然さ、不気味さが一層強調されている。

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【2743】Delarus Telegraphic Communication #5
 デラルーシ共和国  - 08/11/25(火) 1:23 -

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Delarus Telegraphic Communication #5
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・近年のデラルーシ国内情勢について
・タヂカラオ国との二国間会談
・マグザムで度重なるバイオテロ

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【近年のデラルーシ国内情勢について】

学生らによる反体制的運動は、次第に大衆運動の様相を呈し、これを収拾せんとする政府の命により出動した軍警察との間で鍔迫り合いが続いている。
このような光景は各地の都市部で見られるが、特に北部農工地帯の規模が群を抜いている。
これは、北部農工地帯が、比較的優先して開発された南西部の首都圏とは対照的に、建国初期に最低限の軍施設を確保する際、それらの建設場所として指定され、地域的に大きな負担を背負い、その後も行政に見捨てられ開発が進まなかったこと(特に(8.6)などは唯一の未開発都市として残っている)を背景に、地域住民らの不満が、これらの運動の流れに上乗せされる形となっているようだ。

このような事態が中長期的に継続するには、何かしらの組織的活動なくしてはありえないことであり、学生、大衆運動の影に、革命組織が関与している可能性が高い。
政府は、最近の大衆運動に裏で指導、支援を行なっていると考えられる非合法団体について調査を行なっているとしており、一般の国民が、これらの組織の構成員の口車に乗らないようにしなければならないと宣伝している。

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【タヂカラオ国との二国間会談】

デラルーシ共和国外交部は、昨日未明、タヂカラオ国パージング大統領をはじめとする訪問団が、デラルーシ共和国首都オクチャブルスクを訪れ、デラルーシ共和国レーベジ大統領をはじめとした代表と会談したと発表した。
デラルーシ国内では事前に首脳会談についての報道がなかったため、この発表に国内では驚きの声があがっている。
外交部は、会談では両国間における主要な課題について協議され、両国関係を発展させる上で、非常に有意義なものになったとしている。

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【マグザムで度重なるバイオテロ】

マグザム共和国において、遺伝子組み換え食物の生産ミスによるバイオテロが、短期のうちに二度発生していることが、同国の報道で発表された。
被害者は相当数にのぼっており、マグザム共和国における食糧生産体系に、またも疑問が投げかけられるかたちだ。
また、同国ではこれらの被害について「テロ」と表現していることから、マグザム当局は事故ではなく何者かの意思が介在した意図的な攻撃であると認識している可能性もある。
マグザムの国土開発局に捜査がはいったという報道もあり、事実解明が待たれる。

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【2758】Delarus Telegraphic Communication #6
 デラルーシ共和国  - 08/12/5(金) 9:50 -

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Delarus Telegraphic Communication #6
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国内情勢悪化に伴い、デラルーシ国内情勢についてお送りします
国際関連報道はありません

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【軍が北部を爆撃】

軍は、北部労働連盟なる組織が国に対して解散を求めたこと、及び学生連盟や主要な反政府系団体が北部農工地帯一帯に潜伏しているとして、その付近一帯の敵性対象を掃討すると発表し、先日から爆撃が続いている。
爆撃に先立ち、非難勧告は発せられていたものの、一般の犠牲者も相当数に上るものと予想される。
国内爆撃を糾弾するとしたデモも各都市で発生しており、そのあおりを受けて、一部の都市や自治体で北部労働連盟に賛同する動きが見られている。
北部労働連盟は声明を発し、「国による無差別殺人であり、我々はこのようなことで降伏することはないし、闘争を一層力強く展開する意思を硬くするものである」とした。
またこの日、首都オクチャブルスクでは、官庁街近くでテロも発生しておりこれと関連していると見られている。

軍は爆撃の範囲をさらに拡大することも既に発表しており、北部に位置するスタジアム及び一部大学が閉鎖される事態となっている。
また敵性団体に組する都市や自治体が発生した場合、それらも掃討対象になると警告した。

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【政府「タヂカラオに報復攻撃もある」】

内戦の域に達しつつあるデラルーシの国内動乱であるが、政府は先日、反政府系の武装組織に、タヂカラオ国が関与している恐れがあるとの発表を行なった。
未確認情報によれば、移民者の末裔であるデラルーシ系のタヂカラオ国軍関係者が、義勇兵としてデラルーシ国内に浸透しているという。
タヂカラオ政府は関与を否定しているが、デラルーシ政府は事態を重く見ており、政府スポークスマンは「これ以上我が国の安定を脅かす場合はタヂカラオに報復攻撃を行なう可能性もある」と発言した。
現在のような内戦状態で、対外報復戦争をはじめることは現実的に不可能であると考えられるが、こうした思い切った発言からは、政府の焦りが感じられる。

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【2792】Delarus Telegraphic Communication #7
 デラルーシ  - 08/12/23(火) 23:27 -

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Delarus Telegraphic Communication #7
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・デラルーシ、事実上の解体へ/段階的主権移譲に応じる

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【デラルーシ、事実上の解体へ/段階的主権移譲に応じる】

オクチャブルスク特別市及び首都圏のいくつかの都市を除いて、総人口の68%にもおよぶ各都市が国からの離脱を表明したことにより、軍による掃討作戦が不可能な規模になったこと、また事態を打開する術がほぼなくなったとして、デラルーシ政府は、新たに成立されると予想される新国家に、主権を段階的に移譲することを決定したと正式に表明した。

「新国家」がどのような手順を踏んで設立されるのかは不明であり、この度の国内紛争で反政府側として主導的な役割を果たしたと考えられている北部労働連盟は、デラルーシ政府の発表を受けて、双方の代表人による新政府移行のための協議会を設置すべきであると代理人による声明を発し、またその協議内容は、デラルーシの全人民に開示されるべきであるとした。
また、北部労働連盟はこの発表の中で、連盟という組織自体が、学生運動及び労働運動が、現政府打倒のための運動として合流し、そうした組織として短い期間に誕生したものであり、そのまま政府に変わる役割を果たせるものではない自戒したうえで、新政府設立のためのり新たな組織として改編されなければならないとし、連盟を早期に解散し、解散後の方向性として、新たに連盟内から有志による政治政党を結成して広く党員を求め、その新党が中心となって時期政府運営を行うようにしたいとの考えを示した。

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【2795】◆ ベルーサ社会主義共和国 建国宣言
 ベルーサ社会主義共和国  - 08/12/26(金) 3:20 -

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【ベルーサ社会主義共和国 建国宣言】

 私は、今日という喜ばしい日に、新国家を代表してこの場に立てることを光栄に思う。
 今この時をもって、我々デラルーシの民は、あらゆる抑圧から解放され、真の平等を獲得したものと、私は確信している。
 我々は、この解放のために流れた多くの血の存在を、けして忘れてはならない。
 かつて、我々の祖先の一つは、帝国主義の奴隷となり搾取と抑圧から解放されるため、今日の我々と同じように戦い、北東の地に自らの国を築いた。
 北東から始まった解放の波は、ユークとなって世界の解放の先導者となったのである。
 しかし、その末路は諸君らの知っているとおりである。我々はそれを、かつての栄光として懐かしんだり、単なる歴史として捉えてはいけないのだ
 ベルーサの歴史はここから始まるのであり、我々はここに世界に類を見ない富強な祖国を建設する大目的のもとに団結しなくてはならないのである!

 労働者農民党 書記長 ミハイル・ウスチノフ - オクチャブルスク特別市

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ベルーサ社会主義共和国政府から各国へ

現在我が国はご承知のとおり革命間もない状態であり、国家としての組織体制については建設途上にあります。
よって各国との外交や経済活動については一時的に不安定な状態となることが予想されますのでご理解頂きたく思います。
また旧デラルーシの持つ対外の諸問題については以下のように継続的に取り組む事を明確にするものです。

・旧ジャスバル帝国が旧デラルーシに対して行った融資60兆Luについては、11522に旧デラルーシがジャスバル社会主義共和国に対して発した方針を継承し、現行ジャスバルの対外資産としての認識のもとに保管し、同国の要求があり次第返還するものとする。
・タヂカラオ国との間に生じていた諸々の懸念事項に関しては、ベルーサ政府として新たに協議し、その決着を早期に図るものとする。
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【2801】◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」
 ベルーサ社会主義共和国  - 09/1/4(日) 19:12 -

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   ◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」
 вперед:フピリョート

1082年5月号


◆国家機構整備に目処

ウスチノフ書記長は、党最高大会の席上において、ベルーサとしての国家運営体制について、旧デラルーシからの移行作業に目処がついたことを発表し、新生ベルーサが、国家として順調に整備されていることを強調した。

ベルーサの成立を受け、タヂカラオ国及びマグザム共和国から国家としての承認と祝電を送った。
また、これとは対照的に、UFSは対外報道において、ベルーサを承認しないことを表明しており、グダニスク連邦自由国首都グラン・イスモにおいて、旧デラルーシ勢力による亡命政府が樹立したなどの虚偽の報道を行なった。

UFSのこうした露骨な反ベルーサ姿勢は、グダニスク一国の帝国主義、反社会主義的立場をそのまま代弁したものであると考えられ、ウスチノフ書記長は「我が国の成立に関する経緯は世界的に理解されてしかるべきであり、グダニスクの姿勢は自決権に対する侵犯である」との見解を示した

◆復興と相次ぐ自然災害

連日続いた自然災害により、各地で行なわれる復興作業に支障が発生している。
隕石や海底火山の活動による地形変動への対処により、本来の北部復興工事や養殖場の設置が遅れているほか、食物研究所における事故も旧デラルーシとあわせて建国以来初の惨事となった。
これについて政府報道官は「食物研究所の防災化には常に全力を尽くしており、今回の事故は拡張工事中に起きたことで、未然に防止することは不可能に近かった」とした。

またこれらの災害を受け、ベルーサ政府はタヂカラオ国の重機の無償貸し出しの申し出を受ける方針を決め、同国政府に感謝の意を表した。
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【2807】◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」-2-
 ベルーサ社会主義共和国  - 09/1/12(月) 4:54 -

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   ◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」
 вперед:フピリョート

1087年4月号


◆セレーニア連邦のベルーサ不承認及び亡命政府報道についての公式見解

外交部は、最近のセレーニア連邦による反ベルーサ策動に関連して公式声明を発表した。
以下にその全文を掲載する。

-ベルーサ社会主義共和国 外交部発表

我々は、我が社会主義ベルーサが、我が国の善良な人民、及び海外の平和と民主を尊ぶ人民の闘争によって得た国であり、旧デラルーシを後継する国家である。
ベルーサ社会主義共和国は、「全デラルーシ人」と「世界の善良な人民」による国であり、その正当性について問われる謂れはない。
セレーニア連邦は、社会主義ベルーサを国として承認しないばかりか、再度我が国を抑圧と不平等に満ちた非民主国家にしようとする勢力を匿い、これを支持し、あげく我々を「略奪者」と表現した。
セレーニアの発表によれば、自由デラディスタン亡命政府なるものは、ヴィクトール・レーベシを名乗るものが代表のようであるが、仮にそのような人物が存在したとし、またそれがデラルーシ人であったとしても、それはデラルーシ人の民意を反映したものであるとは考えられない。
デラ人とルーシ人の明確な区別は、旧デラルーシ建国の時点から現在に至るまで生活レベルや法的にも存在していなかった。
にもかかわらず、架空の民族的対立を捏造し騒ぎ立て、人種間の差別を助長するような手法をもって、我が国を不当に攻撃しようとすることは、悪辣極まりない行為である。
ベルーサ社会主義共和国政府は、セレーニア連邦政府に対して強く抗議すると共に、以下のような処置を求める。

1.民主に基づいたベルーサ社会主義共和国を正統国家として認めること。
2.自由デラディスタン亡命政府に対する承認の取り下げと、これに属するデラルーシ人をベルーサに引渡すこと。
3.ベルーサの不承認及び亡命政府承認を、セレーニア連邦として行った経緯を明らかにすること。

3についての補足
亡命政府が実際に旧デラルーシ派によるものであれば、セレーニア連邦に対してどのように接触したのか。
グダニスク政府だけでなく、アロン政府による合意も成されていたのか。
合意があったのであればどのような見地に基づいて決定されたのか。
主に上記の点で説明を求める。


◆マグザム共和国でベルーサ人難民に対する迫害

マグザム共和国では、食物研究所における事故が多発しており、多数の被害が発生している。
これに対し、同国の国内では一連の事故をベルーサからの移民者と不当に関連付けて迫害する傾向にあるという。
不可解かつ人道的見地からも許されないことであり、なぜそのような事態に陥ったのかマグザム政府は調査を行い、責任の所在を明らかにするべきではないだろうか。

また、我が国は現在では復興作業の進展に伴って雇用体制も安定しており、難民の帰国を奨励している。
戦渦を逃れマグザムに渡るも、迫害をうけることになった同胞を救済することも、彼らの祖国が責任を持つことが妥当であって、ベルーサにはその意思があることをマグザム政府は確認すべきであろう。
マグザム政府が、難民を強制移住させて治安維持を図ろうとしていることは、ベルーサ難民、はては社会主義そのものに対する反感を持つ国内風潮を放任していることと同義であって、言いがかりに等しいものであるといえる。
この点についての解決が図られなければ、真の解決には近づかないということを認識するべきである。
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【2814】◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」-3-
 ベルーサ社会主義共和国  - 09/1/22(木) 16:36 -

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   ◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」
 вперед:フピリョート

1094年4月号


◆養殖地完成、復興と発展の基盤成る

畜産業と観光の盛んな南部の島、ウェローの沿岸部に建設されていた養殖地帯が完成した。
この養殖地帯の建設は、内戦において疲弊した経済の立ちなおしと、戦前水準まで復興した後の継続した発展までを視野に入れた計画の第一段階として計画されていたもので、北部への人口再拡大に伴う雇用の安定供給に寄与するものと期待されている。
またこれにより、これまで限定的にしか行なわれてこなかった水産業が国内において本格的に行なわれる事となり、これまで輸入が大勢を占めていた魚介や海藻類などの水産資源の自給率の向上も見込めるとしている。

政府は、この養殖地帯の完成を皮切りにして、都市区画の再整備に着手する方針であり、我が国における復興と再開発が本格化する契機になるだろう。
また、これと平行して、災害によって大きな被害を出した宇宙関連施設の整備も行なわれる。
都市の再整備中は、全国で防災都市が一時的に撤去される予定であるため、その期間中の防災対策として、気象衛星等の防災関連設備の安定した保有と運用を目指していく方針だ。

◆旧デラルーシ共和国関連諸問題についての委員会発足

国内の安定化に伴い、これまで先送りにされてきた旧デラルーシ共和国に関連した諸問題についての整理、清算のための委員会が、党主導の下に発足することとなった。
委員会は、過去に国民が被った被害について、旧共和国の責任の詳細を明確にするとともに、場合に応じて、ベルーサ政府が後継国として代理清算を行なうための準備やその内容を策定することを目的として活動することとしている。
委員会は主に党の政治委員によって構成されるが、一般からも有識者を募り、幅広い見地に基づいて作業を進め、設置期間中は一般や海外邦人からの電話や直接訪問などでの意見も募集する体制をとる。

党政治委員のラフマニノフ氏は、以下のように語る。
「デラルーシの問題は非常にデリケートです。旧政府の責任についてよりも、民衆レベルでの問題の整理が難しいのです。例えば国旗や国歌の取り扱いなどについてがそうです。内戦時、反政府側はデラルーシ国旗を掲げ、国歌を歌っていました。これはデラルーシ人の国を自らの手に取り戻すという意味合いで自然に行なわれたもので、今でも公の場でデラルーシ国旗が掲揚される機会は多いですし、デラルーシの国旗や国歌といったものを、イコール旧政府を表すものとして規制したりすることは実情に合わず適当なことではないはずです。このように、大衆レベルでの解決は念密な調査と意見の取り入れが必用だと考えています」
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【2821】◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」-4-
 ベルーサ社会主義共和国  - 09/1/25(日) 3:55 -

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   ◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」
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1095年11月号


◆防災都市の撤去決定/政府、全国に理解と注意呼びかけ

デラルーシ時代に顕著となった地域格差の是正と、国力の飛躍的発展を骨子とした国土再整備事業について、政府は正式に一時的な防災都市の撤去を決定した。
この一時的な防災都市の撤去により、全国的に自然災害等に対して弱化するため、政府は全国的に理解と注意を呼びかけている。
撤去作業は、遅くとも1098年から開始するものとしている。

◆内政停滞が続くジャスバル社会主義共和国

ジャスバル社会主義共和国では、その長い内政の停滞によって、一向に国内整備がなされない状況が続いている。
高い失業率により海外に難民として放出されるジャスバル人民の数も膨大なものとなっており、この受け入れ態勢を巡って、他国間の言い争いが発生するまでになっている。
当のジャスバル政府は、国外向けにはプロパガンダを発表するばかりであり、今後の見通しについて不透明な点が多い。
ジャスバル政府は、早急に国内状況の改善、特に雇用の安定化を図るべきであろう。

◆マグザムがタヂカラオを非難/両国関係に深い亀裂

マグザム国営通信は、タヂカラオ国がジャスバル系移民者に対する虐殺を行なったと報じた。
同報道では、タヂカラオ国の射爆場に設営された都市郡はジャスバルからの移民者によって構成されており、これが軍のミサイル演習によって爆撃され、結果ジャスバル移民者が大量に虐殺されたというものである。
また国営通信の報道と同じく、マグザム共和国はコメント欄を通じ、共和国政府の発表として、タヂカラオを非難する声明を発しており、同国がこの事象に関していかに憂慮しているのかアピールした。
これに対し、タヂカラオ国政府は緊急に記者会見を行い、その主文が同国報道のタヂカラオ通信に掲載された。
これによれば、軍のミサイル演習は、すでに移民者の本島への移住を完了させた上で行なわれたものであるとしたうえで、虐殺とした報道を行なったマグザムに対して正式に抗議を行なったとしている。
またタヂカラオ世論も、この件を受けて怒りや諦めといった声が聞かれ、両国間の関係が一挙に冷え込むものと予想される。

◆飴細工流行

現在我が社会主義ベルーサでは、復興と更なる発展を目指し、全人民が一丸となって、事業成功のための努力を重ねている。
そんな中、最近人民大衆の中で流行しているものがあるという。
それが飴細工である。
ベルーサ各地で工事の音が耐えない昨今、肉体労働者の気軽な糖分補給手段として飴が好まれ、それが次第に細工をするようになって肉体労働者以外からの需要も伸びたのだという。
子供から労働者にいたるまで人気だというこの飴細工、ここ数ヶ月で、各都市圏において飴細工を売る露天が急増しており、我々フピリョートの特派員も一度食してみようとオクチャブルスク市を散策、するとすぐに公園で飴細工を売る露天を発見した。
すでに公園のベンチや噴水周りにいる子供たちの片手にはカラフルな飴細工が握られている。
どれどれと露天を除くと、そこには飴の甘い香りと共に、様々なモノをかたどった色とりどりの飴が並べられていた。
動物や乗り物、星や月などのマーク、文字になったものなど、見ているだけでも飽きさせない。
「イチゴとメロン、着香してない無味のものもあるけど、これはあんまり売れないね」とは店主
並べられているのは見本で、頼んでから目の前で作ってくれるのだという。
特派員「バナナはないんですか」
店主「バナナはないね」
特派員「じゃあイチゴ・・・あ、やっぱメロンで、形は星にしてください。いや形を星にするなら赤っぽいほうがいいからイチゴのほうがいいのか。機関紙的にその方がいいですよね。どう思いますか」
店主「はいメロンね」
この素っ気無さもまた味というものなのだろうか。
見ていると、店主は溶かした飴を入れた容器を木の棒に傾けた。
木の棒をひょいと片手で動かすだけ、垂れてくる飴が星型に造形されていくではないか。
なるほど、これは見ていて楽しいではないか。
完成した飴をしばし眺めてから、口の中に入れてみる。
当たり前だが甘い。そして香料まるだしの安っぽいメロンの味。だがどこか素朴で悪くないと思える。
社会主義ベルーサの発展にはまだまだいくつもの試練が残されており、労働者をはじめとした各層人民はこれからも楽とはいえない道を歯を食いしばり行軍していかねばならない。
ベルーサの誇る勤勉な人民達、その力の原動力のひとつとして、こうした小さな幸せがあるのかもしれない。
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【2830】◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」-5-
 ベルーサ社会主義共和国  - 09/2/1(日) 0:25 -

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   ◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」
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1100年7月号


◆使節団がマグザムを訪問

アレフチナ・コジェーヴ外交相を団長とする使節団が、マグザム共和国を訪問した。
使節団は、近年のベルーサ人迫害問題の末、ベルーサ人居住区となったバーベルト自治州をはじめとした各地を視察後、マグザム大統領リオ・ミュウオJr閣下と会談を行なった。
会談では、両国関係発展の障害となっている、一連の迫害問題について意見交換し、コジェーヴ団長は、マグザムでの迫害運動及び隔離政策についてマグザム側の是正を求めた。
これに対しリオ・ミュウオJr大統領は、差別や迫害といった問題の改善に取り組む事を約束する一方、難民の帰国については難色を示し、バーベルト自治州におけるベルーサ人による自治権限を拡大しつつ、国内に止まらせたい意向を表明した。
訪問後の使節団による報告によれば、バーベルト自治州におけるベルーサ人の状態は悲惨極まりないものであった。
また、大統領は終始ぞんざいに振る舞い、マグザム国家の権威を誇示しようとしていたという。
外交省は、今回の訪問に終わらず、マグザム側との協議を継続したいとしている。

◆タヂカラオの演習問題でマグザムが反論

タヂカラオ国の行なったミサイル演習がジャスバル人虐殺であったとしたマグザムの報道を巡る一連の問題に関し、マグザム共和国は、政府の公式見解を発表した。
発表によれば、タヂカラオ国での大統領交代についての報道が行なわれなかった事実に触れ、ミサイル演習は周期的に行なわれており、タヂカラオ国が、近年の難民状況等を把握しないままに演習を行った可能性があったと推測し、その考えのもとに対外報道やコメントが行なわれたと説明した。
また、タヂカラオ国が、マグザム共和国の行なった非難行動を事前に予想していたと発言したことに対し、マグザム共和国も事前にタヂカラオ国の反論を予測しており、このような事態に陥った責任は、タヂカラオ国の報告不備によるものであると指摘した。
しかし、予想されていたならば、何故そもそも虐殺が行なわれたのか否かについての確認が行なわれないまま非難が行なわれたのかの説明がないなど、不可解な内容が多く含まれており、一連のマグザム共和国の行動は、自国民に対する扇動を目的としていると考えられ、マグザムの捻じ曲がった国情を暴露する結果となっている。

◆党の旗印の下、固く団結して社会主義ベルーサの新たな勝利を築こう!
※『フピリョート』『デラルーシ通信』『青年前衛』三紙による1100年の共同社説全文である

【党の旗印の下、固く団結して社会主義ベルーサの新たな勝利を築こう!】

我々の革命と国家建設において、歴史の分岐点を成すようになる希望に満ちた新たな局面を迎えようとしている全ての労働者、農民、インテリに、最大の敬意の挨拶を送る。
革命の旗印に従って、我が祖国は今、新たな飛躍の暴風時代に入った。
我が党は、革命発展の要求と人民の指向を反映し、富強祖国の建設ついての雄大な目標を提示して、全党・全軍・全民を新たな総攻撃戦へ呼び起こした。
党の構想を実現するための、荘厳な進軍の砲声を響かせた今日、全国には革新の気性がはばたき、社会主義建設の全ての戦線において、祖国の歴史に刻み込まれる誇らしい成果が成し遂げられつつある。
偉大な我が党の指導は、社会主義ベルーサの全ての勝利と奇跡の根本源泉である。
この不滅の路程に、党を仰ぐ我が軍隊と人民の情熱は、一層熱く沸き立ち、我が祖国が限りない活気と活力に溢れて飛躍する驚異的な現実が繰り広げられている。
党の呼びかけを仰ぎ、全人民が山岳のように奮い立って、激しい攻撃戦を繰り広げたことによって、あらゆる分野で驚くべき転変が起こった。

『党の旗印の下、固く団結して社会主義ベルーサの新たな勝利を築こう!』
これが我々が高く掲げて行かなければならない戦闘的スローガンである。
未だ我が祖国は革命の途上にあり、旧共和国によって蔓延った腐敗した組織機構及びそれを支えた搾取主義、そしてそれらが生み出した格差と不平等に満ちた国土開発を是正しきるには至っていない事を明確に認識し、更なる攻撃戦に向かわなくてはならない。
全党・全軍・全民が我々の思想、我々の闘争方式に基づいて、我が社会主義経済の優越性を余すところなく発揚させ、新たな発展の歴史を創造して行かなければならない。
団結は、我々の偉大な歴史の基本的な推進力であり、党と人民が一つに固まった力は、いかなる大国の軍隊以上に威力がある。
偉大な党が繰り広げた輝かしい明日の設計図があり、党の呼びかけなら山岳のように奮い立って奇跡を創造する我が軍隊と人民の無限大の精神力がある限り、最後の勝利は我々のものである。
皆が革命の首脳部たる党の周りに固く団結し、社会主義祖国の繁栄のために、一層力強く戦い抜こうではないか。
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【2847】★ Вперед:フピリョート ★ -6-
 ベルーサ社会主義共和国  - 09/2/21(土) 6:17 -

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★ Вперед:フピリョート ★
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1114年1月号 労働者農民党発行部
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■ ベルーサ・タヂカラオ首脳会談

党書記長であり、評議会議長であるミハイル・ウスチノフ同志は、先日未明、タヂカラオ国首都であるサン・ボルカノを訪問した。
空港では、タヂカラオ国旗とベルーサ国旗が翻る中、タヂカラオ国軍儀仗部隊による栄誉礼が執り行われた。
その後、ウスチノフ同志は大統領官邸にむけ出発した。
道中、歩道には多くの見物人がおり、中には国旗を振る市民の姿も見られた。
官邸に到着したウスチノフ同志を、ジェイムズ・ディン・リー大統領が出迎え、両者は握手を交わした。
その後、両首脳による会談が行われ、両国間に関する主要な諸問題について意見交換が成された。
ウスチノフ同志は、タヂカラオによる我が国への支援に感謝の意を表すると共に、今後の両国関係を、自主・平和・尊重による友好関係として更なる発展を希望すると述べた。
リー大統領は、タヂカラオとベルーサの歴史的関係に言及し、今後の両国関係の発展に意欲を示した。
また、両国間の経済協力関係強化のための協定締結に向けた、閣僚級会談の開催にむけ、両国の担当部署による調整が行われることで合意が成された。
ウスチノフ同志は会談後、タヂカラオ国内のチーズ工場を視察し、同工場の代表者から記念品として名産品であるボルカノチーズが贈られた。

■ 外交省談話 マグザムの排他的大国主義傾向について

現在、マグザム共和国は世界第七位の経済規模を持つにいたり、同国はこれを「成熟期への突入」と定義し、また「真の大国への成長期」であると謳っている。
しかしながら、こうしたマグザムの一定の成功は、同国の未成熟かつ捩れた国内問題を度外視し、またその負荷を外に向けて発散した上に築かれたものであり、評価するに及ばず、むしろ糾弾されるべきものである。
血統が重んじられ、それが政治にまで介入しているマグザムは、真の意味での民主が存在しない封建国家であり、また他国に対しての自国の優越に執着した論調を張ることで、そうした封建社会を辛うじて取り繕っている。
ベルーサ人に対する迫害や、隔離政策などはそれを象徴したものである。
国営通信44号において、ベルーサ人自治区の自治州制度の撤廃が発表されたが、ベルーサ人を迫害し、追い詰め、また彼らが自分たちの置かれた境遇の中で築いたものを、一方的に奪おうとする独りよがりな搾取政策が露骨に反映されたものであるといえよう。
マグザムが、タヂカラオの軍事演習を、虐殺行為の捏造という常識を欠いた手段によって非難し、またタヂカラオの軍備増強に過度の関心をよせるのも、マグザムのそうした性格の現れである。
常に他人の顔色を伺って、形だけの謝意を示し、そうしながらも文句を言い続ける様は、マグザム共和国という国が砂上の楼閣であることを物語っている。
マグザム共和国は、表面上の発展を宣伝し、幼稚な大国志向を持つことを止めるべきであり、反省と清算を行わなければならないだろう。

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【2859】★ Вперед:フピリョート ★ -7-
 ベルーサ社会主義共和国  - 09/6/1(月) 6:17 -

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1180年8月号 労働者農民党発行部
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■ 建国100周年-祖国ベルーサの勝利は、更なる全盛期の創造である
※『フピリョート』『デラルーシ通信』『青年前衛』三紙による共同社説

希望に満ちた建国100周年を迎えた社会主義ベルーサは、勝利と繁栄の気性が躍動している。
我が軍隊と人民は、遠大な抱負を成し遂げて、一大飛躍を成した誇りと喜びを抱き、新たな創造と前進の道に立ち入ったのである。
長久かつ艱苦なデラルーシの年代期で、1175年の如く国の地位が堂々たる強国の高みに上がり、祖国の尊厳が轟いた時はなかった。
このような事変と歴史的勝利は、我が軍隊と人民に無限の誇りと必勝の新年を培わせているといえるだろう。
我々の勝利の万歳の声が、全世界を震撼させたのである。
さらに高く、さらに速く飛躍しうる全ての条件が用意された今日の現実は、強固な社会主義経済大国という祖国建設の高い目標を達成するための革命的進軍を、より一層果敢に繰り広げていくことを要求している。
社会主義経済大国建設は現時期、我々の革命と社会発展の切迫した要求であり、強大なる祖国の面貌を全面的に備えるための誇らしい歴史的偉業である。我々は経済問題を解決することに国家的な力を集中させ、ベルーサを繁栄する人民の理想郷として創造しなければならない。
また今日の総進軍の主な課題として残る、国防力に関する諸問題に大きな力を注がなければならない。
国防は祖国と人民の生命であり、祖国の尊厳でもある。
我々は国防力強化路線を、党と革命の変わらぬ指導的指針としてしっかり堅持して行かなければならない。
死を覚悟した決断の覚悟を抱いて、悪辣な搾取主義から社会主義祖国ベルーサを手にした試練の日々を絶対に忘れてはならず、血で勝ち取った革命の獲とく物を守護しなければならない。
国防力において基本力量を成す軍隊を、政治的・軍事技術的に絶えず強化しなければならない。
軍隊は社会主義防衛の柱であり、祖国繁栄の強力な前衛隊である。
軍隊では建国100周年を迎える今年、戦闘準備と戦闘力強化で一大革新を起こすことによって、最精鋭革命赤軍の栄光ある歴史と伝統を限りなく輝かせていかなければならない。
祖国の軍隊、党の軍隊としての風貌を限りなく輝かせ、全軍を生死運命を共にする一つの同志として作らなければならない。
全軍将兵の心の一つ一つに、祖国と人民に対する愛が溶岩の如く沸き溢れ、敵に対する憎悪と敵愾心が霜柱の如くほとばしるようにしなければならない。
そして、人民は援軍をし、軍隊は援民することにより、軍民の一致、闘争気風の一致を強化しなければならないだろう。
我が祖国の前途には、偉大な繁栄の時代が広がっている。
いかなる力も、社会主義理想郷を築くため、たくましく戦い抜く我が軍隊と人民の力強い進軍を遮げることはできない。
全民が党のもと団結し、社会主義大国に向かって総進軍しようではないか。

■ 建国100周年を記念し、ベルーサ全土で祝賀式典

1175年3月に祖国社会主義ベルーサは建国100周年を迎え、これを祝福してベルーサの全土各地で式典が執り行われた。
首都ラースリンスクでは、タヂカラオ国アージュン大統領をはじめとした各国要人が参席するなか、記念パレードが行われ、はじめに党書記長ウスチノフ同志が演説し、建国100周年を迎えた祖国ベルーサの勝利を回顧すると同時に、これからの100年をさらなる飛躍の歳月にしなければならないと人民を鼓舞した。パレードでは、赤軍の精鋭部隊が観閲行進のほか、各事業所や工事現場ではたらく人民達によるパフォーマンスが行われた。
オクチャブルスクでは「祖国ベルーサ勝利の100年、そして栄光の未来へ」などのスローガンの書かれた看板や垂れ幕がビルに掲げられたほか、アドバルーンなども見られ建国記念に花を添えた。
観光都市ムルスカにおいても、建国を記念して夜に盛大な花火大会が行われた。

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