|
今回はMBCの一連の報道の結果、マグザム共和国の民間の報道機関が貴国に対して内政干渉ともいえる結果をもたらしたこと。マグザム共和国の大統領としてこちらからもお詫び申し上げます。
タヂカラオ通信 第六号 において、歴史あるタヂカラオ大学教授であり政治学博士であるドロテア・C・エミル女史の発言を拝見させていただきました。我が国と致しましては、国民の平和利用(衛星発射の基礎固め、国土作りのための利用、怪獣防衛など)のため軍事増強はしたとしても、他国からの侵略など必要とされない限り軍事力を外に向けることはございません。
この度、マグザム共和国と致しましては、貴国とのホットラインの設立と
過去にヴァストーク帝国及びバッカーニア王国間において結ばれた友好協定。
クィンヘルム協定のようなシンプルな相互扶助・不可侵協定を結びたいと考えております。どうかご検討くださいませ。
ここから先は、マグザム共和国が提案する協定の草案です。
サン・ボルカノ協定
目的
当協定は、タヂカラオ国 並びに、マグザム共和国
両国間の正式な友好関係の構築、相互扶助・不可侵を確認するものである。
締結国は、以下の条文を遵守する義務を負うものとする。
第零条
協定調印に際して、両国間のホットラインを設ける。
第一条
締結国は、相互の友好関係維持に努める。
疑問に感じることはホットラインを通して解消する。
第二条
締結国は、相互不可侵とする。
第三条
締結国は、可能な限り、相互に扶助し合う。
ただし、軍事的支援が必要な場合、双方の合意を必要とする。
第四条
当協定の改訂・破棄には、双方の合意を必要とする。
本協定には有効期限を設けないものとする。
|
|