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Delarus Telegraphic Communication #7
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・デラルーシ、事実上の解体へ/段階的主権移譲に応じる
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【デラルーシ、事実上の解体へ/段階的主権移譲に応じる】
オクチャブルスク特別市及び首都圏のいくつかの都市を除いて、総人口の68%にもおよぶ各都市が国からの離脱を表明したことにより、軍による掃討作戦が不可能な規模になったこと、また事態を打開する術がほぼなくなったとして、デラルーシ政府は、新たに成立されると予想される新国家に、主権を段階的に移譲することを決定したと正式に表明した。
「新国家」がどのような手順を踏んで設立されるのかは不明であり、この度の国内紛争で反政府側として主導的な役割を果たしたと考えられている北部労働連盟は、デラルーシ政府の発表を受けて、双方の代表人による新政府移行のための協議会を設置すべきであると代理人による声明を発し、またその協議内容は、デラルーシの全人民に開示されるべきであるとした。
また、北部労働連盟はこの発表の中で、連盟という組織自体が、学生運動及び労働運動が、現政府打倒のための運動として合流し、そうした組織として短い期間に誕生したものであり、そのまま政府に変わる役割を果たせるものではない自戒したうえで、新政府設立のためのり新たな組織として改編されなければならないとし、連盟を早期に解散し、解散後の方向性として、新たに連盟内から有志による政治政党を結成して広く党員を求め、その新党が中心となって時期政府運営を行うようにしたいとの考えを示した。
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