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バッカーニア王国に対する最後通牒
メルキド歴831年3月
連合王国国王陛下は次の通牒をバッカーニア王国政府に呈示される。
連合王国政府は今日までバッカーニア王国政府に対し、妥当かつ有利な条件での併合要求を示してきた。それはバッカーニア国王の地位と、自治権が十分に確保されるものであった。連合王国政府はこの善良なる併合が両国にもたらす相互利益の重大さをバッカーニア王国政府も理解しうることを期待していた。しかしバッカーニア王国政府の返答は連合王国に失望をもたらすものであった。誤った選択を行ったバッカーニア王国はいま繁栄への軌跡から逸脱し破滅へと向かおうとしている。これを救うべく、連合王国政府はバッカーニア王国政府が自らの置かれた状況を把握するに足る、より明快な要求を提示することとした。
連合王国政府はバッカーニア王国政府に対し次の事項を要す
1. バッカーニア王国コデルナ=シィナ女王陛下はバッカーニア王国全部に関する一切の統治権を完全かつ永久に連合王国サウロン四世国王陛下に譲与する
2. バッカーニア王国はその国号をモルドール連合王国バッカーニアにあらため、首都をアイゼンガルドとする
3. バッカーニア国王陛下は連合王国国王陛下が除す号を受け、その委任のもとにバッカーニアの自治権を有する
4. バッカーニアにおける公用語をシンダール語と定め、テングワール文字を用いる
以上
連合王国政府はバッカーニア王国政府の回答を8ターン後の9970ターンを期限として待機する。
要求が1つ以上満たされない場合及び回答期限内に回答が得られなかった場合、連合王国政府はバッカーニア王国政府に対し即時宣戦布告する。
バッカーニア王国政府が賢明かつ平和的な道を選択することを祈る。
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